「吾輩ハ猫デアル」と「吾輩は猫である」
何気なく安い本を探していたら、
「えっ無料!」と今更ながら知りました…(^^;)
読書は1年くらいしてなかったんですが、
きっかけがあって、
1か月前にふと、高校の国語で習った 鷺沢萠(さぎさわ めぐむ)さんの「ほおずきの花束」を思い出して...
その本を読んだ時に感動した気持ちが急に蘇ってきたんです。
「ほおずきの花束」は、読み終わった後、穏やかで、柔らかい風に包まれているような気持ちにさせてくれる、私の中で印象深い作品です。
主人公が女子高生で年が近かったからというのもあるかも知れません。
すみません、、本題からずれていました...(笑)
「ほおずきの花束」を思い出した流れから、
(高校の国語の勉強楽しかったなぁ...
芥川龍之介の「鼻」も好きだったなぁ...
あと、夏目漱石も習ったけど、あんまり覚えてないな..
もう1回読んでみようかな...)
という流れで、「吾輩は猫である」を読もうとなったんです。
kindleで「吾輩」と打ち込んだ時点で、
「吾輩ハ猫デアル」が最初に出てきて、
ダウンロードして読もうとしたら、
旧字体のオンパレードで、、(^^;)
でも私はどうしても最後まで読みたくて、、
(吾輩は猫であるは、この本しかないと思っていたので、)
「手書き漢字辞典」のアプリをインストールして、調べながら読んでいたら、
なんと、第一章で終わってしまったんです。
「いや、でも文庫本って厚みがあったような...」と思って調べたら、
第1回作品だったみたいです。(発表当初は読み切り作品だったそうです。)
そういうことかと思って、
第11章まであるものが ちゃんと出てきました(^^)
ダウンロードして開けてみると、新字体で、
読みやすくて、それだけで嬉しかったです(笑)
両方読んで見比べてみると、漢字って、不思議ですね。。
いや、どうしてこういう形で簡略しようと思ったんだろう。と..
もし私が新字体を考えなきゃいけない人だったら、難しくって、
「いや、もうこのまま(旧字体)でいきましょう」とか言ってる気がするなぁと、どうでもいいことを思っていました…(^^;)