おうちびと

人生2回目のひきこもりになったアラサー女の日々記録。

精神科初診 / 黒豆もなかアイス

数日前、精神科へ行って初めて診察を受けてきました。

 

前日の夜はそれほど緊張感はなかったのですが、夜中になるとだんだん緊張してきて、「もう明日やめたいな」という気持ちと「ようやく病院に行くことが出来る」という二つの気持ちが入り混じった何だか複雑な心持ちでしたが、「大丈夫、大丈夫。」と心の中で言い聞かせていると、知らないうちに寝ていました。

約4時間ほど寝て、朝8時に起床。

緊張でお腹が空かず、朝ごはんはバナナ半分しか食べられませんでした。

 

10時過ぎに家を出て、母に病院まで車で送ってもらいました。

待合室が4~5人しか座れないくらい、とてもこじんまりとした病院。

受付の人も患者の目に付かない場所にいてくれるので、視線が刺さらないのは居やすくて良かったです。

予約の15分前に病院に着き、問診票を渡され記入して、それから30分くらい待ってから診察でした。

 

事前にメモを書いて行ってたので、まずそれを先生に渡して

これが持って行ったメモ。

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見にくいので下にまとめました。

1年くらい前から外に出るのが怖い。人と会うのが怖い。
(変に思われているんじゃないかと思ってしまう。)


2年ほど前から、家族間のささいな事でカッと攻撃的になって、人や物に当たってしまう。月に1~2回の頻度で。その後、こんな事して人間として終わりだと後悔して消えてしまいたくなる。


家族とは話しかけられない限り、会わない。話さない。会うと気持ちに余裕がなくなり冷静にいられなくなる。


家族を避けるために自分の生活リズムを変えなきゃいけないのが辛い。


昼夜逆転している。


何事も億劫になる。疲れやすい。


突発的に自分が大嫌いという気持ちになる。自分に価値がないように思って、消えてしまいたくなる。


突然、不安感、抑うつ感、孤独感、悲哀感におそわれ、動悸する。気を紛らわそうと腕や手をつねったり、強く掻いたりしてしまう。


人が集まっているところでは自分を悪く言われているような気がして、そういう場所に行くのが怖い。


周りにいる人の見方がその時々で変わる。その時、自分に会う人は「良い人」、その時、自分に合わない人は「悪い人」になってしまう。


不安感が強くなると周りにいる人をせめてしまう。


人を信用できない。


気分の起伏が激しい。


視線恐怖。


何の役にも立っていないという孤独感がある。


寝起きが重い。


中学生の頃から抜毛癖。


人に会った後「あの時の自分の態度、変だった」と後悔する気持ちが数日続き、深く落ち込んで苦しくなる。


1か月ほど前から1日約10~20分の軽いストレッチを行うようになってから、日中の気分の落ち込みは少し軽減された。

 

先生は、とてもとても言葉を選んで話してくれました。

先生から質問されて、私が話し終えると、先生は次話す内容をじっくり考えられるのか少し沈黙の時間が出来ていたんですが、その時間がめちゃくちゃ気まずくて…(^^;)

あと、これはしょうがないんですが、先生は表情をよく見られているのか、じっと顔を見られる時があって。その時「どうしよう、どんな顔をしたらいいんだろう、気まずいなぁ」という意識ばっかりになってキョロキョロ、オドオドしてたと思います… あと、緊張してたせいかよく喋りましたw

 

でも、後半は緊張の糸が切れてきて、急にどっと疲れが押し寄せました。

ちゃんとしなきゃという意識というか体裁を気にする余裕もなくなってきて…(表情に全部出ていたと思うので、多分、先生は気づいてると思う…)

最後のお会計と薬を貰う時には、ちゃんとしなきゃ。ちゃんと受け答えしなきゃ。という気持ちも切れそうなぐらい、何も受け答えしたくないほど疲れ切っていましたが、何とか病院を後にすることが出来ました。

 

先生から聞かれたことは、覚えてる範疇ですが...

・家族構成

・兄弟が生まれた時にどう思ったか?

・小さい頃、兄弟に対して思った事。

・小学校から中学校、高校までのこと。

(〇歳から〇歳までの間で何か覚えていることはない?というような年齢の区切りで聞かれることが多かった。)

昼夜逆転の生活リズムって具体的には?

・夜眠れないのは何か思いつく事はある?

・外出や人と会う恐怖心って、具体的にはどういう感じ?

・これまでの両親、祖父母、親戚との関係について。

在宅ワークしてて気持ちの面ではどうですか?

 

大体、こういう事を聞かれました。

どの質問もそうだったけど、結構ざっくりとした聞き方だったので、どうしようと戸惑って、つい焦って答えてしまったのもあるので、いくつかは先生に伝わらなかっただろうなぁという感じでした。

 

先生からは、『ここに書いてあるすべての事を一度に治すことは出来ないから時間はかかると思います。少しずつ、少しずつという気持ちで。』と言われたのと、

『家族を避けないと…と書いてあったけど、今それをしてあなたの気持ちの面も家族もうまく回っているのであれば、これでいっか。という気持ちでいることも大切だと思うよ。家族がいない時間は羽を伸ばすような大きな気持ちで居ればいいと思う。』

と言われた時に、

現状を「出来ていない、こういう事じゃダメだ」と不満ばかりに思わずに満足することの大切さを言われているような気がした。

 

初診の時間はあっという間で、まだまだ話し足りない。なんか大まかなことしか聞かれなかったと物足りなく思っていましたが、いま文章に書き出してみると結構聞かれていることに気づきました(^^;)

正直なところ、初診の物足りなさを感じて、やっぱ合わないのかもと直ぐに病院を切り替えようとしてた自分がいて。(本当に私は諦め癖が強いというか、1回会っただけのフィーリングで全て決めようとしてしまうというか、こういうところが自分の一番の短所…)

先生と1回会っただけじゃ分からないので、しばらくは通い続けたいと思っています。

 

薬は、

セルトラリン 

デパス    

を貰いました。

セルトラリンは夕食後、デパスは寝つきが悪い時に服用。

 

セルトラリンはかかさず、デパスは毎日じゃないけど何錠か飲んでいます。

副作用は少し眠たくなるくらいかな。。

それが飲み終わったあとの夜というよりも翌日の夕方から夜にかけてが特に眠たくなっています。(こういうものなんでしょうかね…。)

飲み始めたばかりなので、まだハッキリと分からないですが、気持ち的に少し楽な気がします。特に寝つきにくい時にデパスを服用してから寝ると、起きた時の重苦しさが少し軽いです。

 

病院を後にしてから

母が農家さん直送の野菜が見たかったみたいで数十分車を走らせて、丹波地方の道の駅まで行ってきました。

 

この日は暑くて、冷たい物が欲しくなったので、黒豆もなかアイスを買いました。

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あっさりとしたミルクの味わいに黒豆の風味が合って美味しかったです。暑い時にはさっぱり目のアイスが美味しく感じますね(^^)

 

それと、南天の花束が安く売っていたので、それも購入。

花束は3~4種類あったんですが、この一輪だけ入ってたピンクの小さい花が可愛いくて、「あ、これにしよ!」と即決(笑)

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花瓶に生けてみました。

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この時期に菜花ってあるんですね。春だけかと思ってました。

 

この日は久しぶりに朝から夕方までの外出でした。

朝から天気も良くて、風は少し冷たかったけど、その冷たさが逆に良かったのかスカッと爽快感でいっぱいでした(笑)

そして、病院に行って薬をもらえた安心感は大きかったです。心の中でホッと一段落したというか… 第一関門を突破したような、そんな気持ちでした。

病院の帰りにドライブもできて楽しかったです。

 

最後に...

精神科に持って行ったメモの書き方は、いろんな方のブログ、SNSを参考に見させていただきました。

そういう情報を発信してくれる方達のおかげで、気持ち的に本当に助けられました。ありがとうございました。

 

終わり。